お役立ち情報 /
施設のホームページ、AIからは見えていないかもしれません
生成AIに施設のことを聞いても、ホームページの中身が読まれていないケースがあります。当社が自社サイトを測ったら、1ページの本文がわずか6文字でした。原因と、確かめ方をご紹介します。
ご家族が施設を探すとき、検索エンジンだけでなく、生成AIに聞く方が増えています。「大阪 ◯◯市 特養 空きあり」のような質問を、そのままAIに投げるやり方です。
そのとき、AIは何を見て答えているか。多くの方が「うちのホームページを見ているだろう」と考えます。ところが、そうなっていない施設が少なくありません。
当社が自社サイトを測ってみた結果
2026年8月、当社は自社の3つのWebサイトを、AIの収集プログラムと同じやり方で読み取ってみました。ブラウザで開くのではなく、サーバーから返ってくるHTMLをそのまま取得する方法です。
結果はこうでした。
| サイト | HTMLに入っていた本文 |
|---|---|
| 会社サイト | 6文字 |
| 身元保証のサイト | 11文字 |
| 不動産のサイト | 9文字 |
ページには本来、事業内容も、サービスの説明も、会社の情報も書いてあります。ブラウザで開けば普通に表示されます。それでも、AIが取りに来たときに返していたHTMLには、タイトルの数文字しか入っていませんでした。
原因はJavaScript
理由は、サイトの本文を「ブラウザ側のJavaScriptで描く」つくりになっていたことです。
人がブラウザでページを開くと、まず骨組みだけのHTMLが届き、そのあとJavaScriptが動いて本文が表示されます。人間には違いが分かりません。
ところが、生成AIの収集プログラムは、原則としてJavaScriptを実行しません。 サーバーから返ってきたHTMLだけを読んで、そこにある文字を処理します。だから、骨組みしか届いていない状態では、そのページは「中身のないページ」として扱われます。
この方式は、いわゆるノーコードのサイト作成サービスでよく使われています。デザインを直感的に組めることと引き換えに、こうなっていることがあります。
何が起きるか
AIは「情報がない」とは答えません。手元にある別の情報源、たとえば法人の登記データベースや、求人サイトや、ポータルサイトの情報だけを使って答えを作ります。
当社の場合、自社サイトを一文字も読まないまま、求人サイトに載っていた古い住所を使って会社の説明が作られていました。移転前の住所です。
施設で言えば、公式サイトに書いてある正しい料金や受け入れ条件ではなく、ポータルサイトの古い掲載情報や、口コミサイトの断片が答えの材料になる、ということです。
確かめ方
一番簡単なのは、Macやパソコンのターミナルで次のコマンドを打つ方法です。
curl -s https://(施設のサイトのURL)/ | wc -c
返ってきた数字が数千程度で、しかも中身を見ると本文が入っていなければ、この状態の可能性があります。
ターミナルが分からない場合は、ブラウザでページを開いて右クリックし「ページのソースを表示」を選んでください。表示された画面に、実際の説明文が見当たらなければ同じ状態です。
直し方
大きく3つあります。
- サイト作成サービス側の設定で、サーバー側で本文を組み立てる方式に切り替える。 提供元が対応していれば、これが一番早い方法です
- 会社情報やよくある質問を、機械が読める形式でHTMLに埋め込む。 本文が読まれなくても、施設の基本情報だけは正しく伝わります
- 本文が最初からHTMLに入る方式でサイトを作り直す。 根本的な解決になります
当社はこの3つを実際にやりました。このサイト自体が、3番目の方法で作り直したものです。
無料でお調べします
御施設のホームページが同じ状態になっていないか、無料でお調べしてご報告します。ご検討中でなくても構いません。お電話でも、お問い合わせからでもお受けしています。